わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

グリーフケアと自己ケアの重要性

 

 昨日から、なんだか肌寒さが戻ってきている東京です。今朝も迷わず暖房のスイッチをON!「4月も末なんだし、さすがに暖房は・・」みたいな他人軸の感覚はこの際不要です。こういう時、自分の体感を信じて、身体が欲しているニーズを叶えてあげられるか?一見地味だけれど、こうしたアクションの積み重ねこそが、「自分を大切にする」の基本です。

 

 

 今朝、インスタに次のような投稿をしました。

 

 

 

 グリーフケアについては、これまでかなり学んでいたにも関わらず、いざ自分が当事者になった時というのは、セルフケアが難しいのだなというのを改めて感じました。
何故なら「ケア」というのは、正しく「痛み」が自覚出来るからこそ成り立つものだからです。

 

 

 「死」に立ちあった時、亡くなった方が自分にとってかけがえのない・大切な存在であればあるほど、その方の「生」と「死」に共感するあまりに、自分自身の「生死」の境界線も、あいまいになるのかも知れません。

 

 時間にすると僅か24時間ほどの間に、まだ「肉」であるその人と、突如「骨・灰」となったその人を直視しなければならない葬儀という儀式。現代人の自律神経にとっては、これは相当な衝撃です。

 

・この人はもっと生きたかったはず

・自分よりずっと社会に必要だったこの人が死んで、
大して世の中の役にも立っていない私は生きてる、いいのだろうか?
(・・からの、この人の分までちゃんと生きなくちゃのスイッチON!で異常な頑張りパワーが発動!)

・綺麗な花も、緑も、あの人はもう見られないのか
(見られるってありがたいな・・と、自分もあの世からこの世を眺めているかの感覚)
・美味しいご飯も、あの人はもう生きて食べられないのか
(一瞬、一瞬、味わって食べよう・・。でも、この世の自分じゃなくて、半分あの世に居るかのような自分が食べているから、肉体の自分が食べている気がしない)

 

そんなことが、場面・場面で、いちいちくっきりと際立って感じられて、感じ過ぎて、私の魂は(敢えて魂と書くけれど)クタクタだったのだろうと思います。

 

 

 この奇妙なエアポケット期間、もし、誰とも会わず、誰とも話さず、誰も私の今を認知してくれていなかったら・・・グリーフはきっと長引いていたのだろうと思います。”日常”という世界に居る人たちが、「あなたはこっちだよ!」と見えない手をぐっと引いてくれたからこそ、戻ってこられたのだと思うのです。

 

 

 大切な人を失った悲しみや喪失感は、「今」を「共に」生きている人と一緒に超えていくしかないこと。そのことの大切さを改めて知った数週間でした。そして、この期間を共に過ごしてくださった方たちに、心から感謝です。

 

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

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きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー

さとうみゆき

 

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