先日、ちょっと”ざわっ”とした出来事があったため、久しぶりに”Inner Active Card”を使って、セルフセラピーセッションをして、自分のパーツの声を聴いてみました。もう~、出てくるわ、出てくるわ・・私の深いところに、まだまだ、まだまだ潜んでいるパーツたち・・・^^;
このカードはパーツ心理学・パーツセラピー・・つまり、IFS(内的家族システム療法)のセッションのために開発されている、とても独特でパワフルなカードです。
クライエントさんたちに、ぜひおすすめしたいカードではあるのですが、今、品薄で国内では、ほぼ買えなくなっているのではないかしら?
メルカリで調べてみたら、過去一番お高くて27000円で取引されていてびっくり!でした^^;←それでもsoldしてたことに、なおさらびっくりしちゃったけど^^;
IFS(内的家族システム療法)の観点から説明すると、”見捨てられ不安”が強いパーツが存在する場合、例えば「見捨てられた」「疎外された」「仲間外れにされた」「大事に扱われなかった」と感じる状況に直面すると、その感情を直接感じさせないようにするための「防衛パーツ」が、瞬時に主たる人格を乗っ取ってしまうことがあります。
たとえば、悲しみを感じさせないために激しい怒りや暴力的な行動をとるパーツ、逆に恥の感覚を麻痺させて解離させようとするパーツ、または鬱状態に陥って自分自身をシャットダウンさせ、引きこもってしまうパーツなどが現れます。
これらの防衛パーツたちは、本来は「見捨てられた」「疎外された」「仲間外れにされた」「大事に扱われなかった」という感情を抱いたパーツのことを、情けなくて恥ずかしいと感じています。
そこで、主人格がその苦しい感情を感じないように、自分たちの「仕事」(怒る、鬱になる、お酒を飲む、買い物に走るなど)を全力で遂行するのです。これは彼らなりの必死の最善の防衛反応なのです(とIFSではみなします)。
IFSのセッションでは、こうした防衛反応に気づき、同時に「見捨てられた」「疎外された」「仲間外れにされた」「大事に扱われなかった」と感じているパーツを支援します。そして、その防衛的な役割を、より安心で安全な方法に変えていくのが目的です。
カードの4人としっかり話をしたことで、かなりザワザワは晴れました。現在セッション中のクライエントさんの中で、ご希望の方には、この時何が起きたのかをお話したいと思います。ご自身のパーツワークの参考になさってくださいね^^
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
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