今日、東京は1週間ぶりの青空です・・・。
洗濯物をやっと外に干せました!それが一番嬉しいかも^^
さて、私自身、ずっと身体がうまく動かず、運動神経が鈍いことや、何でもない場所で突然転んでしまったり、普通に歩いているだけで、人とぶつかってしまう・・と言った自分に悩んできました。
しかし、その原因は「性格」や「根性のなさ」ではなく、原始反射が統合されていなかったからだと知ったとき、全く新しい視点から自分自身を見つめ直すことができました。今回は、その衝撃体験と、原始反射が統合されていない場合に起こる症状について、そしてその克服への道のりを振り返ります。
原始反射とは?
原始反射とは、生まれたときに私たちに備わっている自動的なサバイバルするための身体反応のことで、成長とともに統合(抑制)されるものです。今回、私がお話したいのは、次の原始反射についてです。
-
緊張性迷路反射
-
ランドウ反射
これら2つの反射は非常に似通っており、統合されていないとさまざまな身体の不調として現れます。
これらが統合されない場合の具体的な症状は以下になります・・・
-
バランスが悪くなる
→ 転びやすくなる -
空間感覚の把握が苦手
→ 算数の立体問題が苦手、奥行き感覚に欠ける -
姿勢が悪くなる
-
上下の視線運動が苦手になる
-
乗り物酔いがしやすい
-
歩行パターンの乱れ
→ つま先でふわふわ歩き、踵に重心が置けない -
聞き間違いが多い
-
うつぶせ状態が苦手、または異常に好む
-
球技が苦手
-
階段やエスカレーターの利用に不安がある
-
ハイハイが十分にできていない場合が多い
私の場合、ほぼ全てに当てはまっていました。
もし、思い当たるな~という方は、次の方法を試してみてください。
(あくまで、判断基準のひとつです)
-
下を向くテスト
立った状態で下を向いてみると、バランスを崩して前に丸まってしまう -
後ろを向くテスト
立った状態で後ろを向くと、後ろに倒れそうになる -
うつ伏せテスト
うつ伏せに寝て、両手を体に沿って自然に添え、頭だけを上げる。もしそのとき足が上がってしまうなら、反射が残っている証拠です
これらのテストを行ったところ、私は全て当てはまり、正直驚いてしまいました!特にうつ伏せテストは、足がびょ~んと、自分の意思とは無関係に上がってしまい、衝撃。
往生際の悪い私は、「まさか自分だけが……」と、全く先入観のない夫にも同じテストを試してみました。すると、夫はバランスよく立っていられ、頭を上げても足が上がることはなかったのです。この比較が、私にとって更なる大きな衝撃となりました。
原始反射の統合を知ったことで、私は自分の体と向き合い、克服への一歩を踏み出しました。特に、統合ワークと並行して、ダンスを始めたことが大きな転機となりました。ダンスを通じて、身体の動きを意識することで、反射が徐々に整い、好循環に突入するのをひしひしと感じられるように・・・。
これまで、性格や根性、飽きっぽさなど、さまざまな理由を挙げて自分を責めてきたけれど、実はただ単に体が自動的に反応していただけだった。1つの反射が残っている場合、大概、基盤となるモロー反射や、恐怖麻痺反射も残っている可能性が高いので、その反射の身体から社会と繋がっていたことになるのですが、その場合、世界は危険な場所・・という概念がベースとなってしまいます。そりゃ、ただ呼吸をしているだけで、生きづらかったわけです。
根本原因に気づけたことで、再び新しいことに挑戦する意欲が湧き、苦手だと思っていたことにもチャレンジできるようになりました。
原始反射の統合は、身体のバランスや動きに大きな影響を及ぼします。もし、上記のテストに心当たりがある方は、一度自分の体の反応をチェックしてみることをおすすめします。そして、適切なアプローチやトレーニングで改善が可能であることを知ってほしいです。
原始反射についてもっと深く知りたい方には、こちらの本もおすすめですよ!
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
花拾いの庭公式LINEができました!
ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。
メッセージから「食いしばり」「巻き肩」とそれぞれ送っていただくと、対応した動画が届きます!^^