わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

身体アプローチに関心を持ってもらうことの難しさ

 

 2025年、明けてからの公式LINEで配信している「今日の言の葉」は、”身体の中心軸”を作る・・という、ソマテイックなアプローチでのスタートとなったわけですが・・・

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

私自身もそうだったので、とてもよく分かるのですが、ブログにしろ、今日の言の葉にしろ、ボトムアップ、つまり、身体志向のトピックを扱い始めると、アクセス数が急減するんですよね。^^;

 

いくつか理由はあるのですが、多くの生きづらさを抱えている方にとって、”身体”という”場”に、「良い思い出」がない・・ということが、関係しているのではないか?と考えられます。

 

例えば、原始反射の未統合が多い方の場合、幼稚園での「おゆうぎ、かけっこ」に始まり、小学校では運動会、中学に入ったら、クラス対抗〇〇大会・・・と自分のせいでチームが負けたり、友人・仲間から文句を言われたり、いじめられるなどして、嫌な経験をされている方も割と多いのではないかと思います。私も、「どうして私のパス取れなかったの?!」とか、クラスのリーダー格の女子に冷たく吐き捨てられる体育の時間が憂鬱でたまらなかったですからね。

 

また、被虐サバイバーの場合には、トラウマの震源地が自身の肉体であることもあり、言わずもがな・・「身体感覚にアクセスする=フラッシュバック」という構図も成り立つために、身体志向のワークをどうしても避けがちになります。

 

 

ですが、原始反射を統合するためには、完了していない動きをさかのぼって身体に飽きるまでさせてあげる必要があるので、皮肉なことに、トラウマを負った運動嫌いな人ほど、身体を動かした方が、生きづらさの回復は早い・・。

 

 

私はたまたま一昨年に、原始反射の統合ワークに出逢えたこと、並行してベリーダンスを始められたことで、シナジーが起きて今に至りますが、やはりいろいろなセミナーを受講している際に、身体を使ったワークのセクションになると、途端にやる気がなくなっていました。「え・・身体のワークなんてどうでもいいからさ、何かもっと簡単にチャチャっと変われる魔法の言葉とかメソッド教えてよ!」って思ってた^^;

 

 

だから、本当は身体アプローチから入った方が良いクライエントさんに、身体に意識を向けてもらえるように促していくことの難しさを常に感じています。

 

私も長いこと、トップダウンの認知的なアプローチで何とかしたいとずっと足掻いてきたのですが、それでは限界でしたので。もちろん、トップダウンのアプローチもある段階になると必要なのですが、脳以上に身体の土台作りの大切さを知ってしまったのでね。

 

 

先ずは、この事実だけでも、知識・情報として知ってもらうことが、一歩かな~と思っています。

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー

さとうみゆき

 

 

 

 

 

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^

 

 

 

花拾いの庭公式LINEができました!

 

友だち追加 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

メッセージから「食いしばり」「巻き肩」とそれぞれ送っていただくと、対応した動画が届きます!^^

 

▣花拾いの庭 ありおりラボの過去の講座のアーカイブお申し込みはこちらから


■さとうみゆき オリジナルアート作品の販売はこちらから