わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

まだ咲いてくれていた

 

 今日は300メートル歩行を、午前に1本、午後に1本。というわけで、トータルでは600メートルのリハビリに成功しました!(泣)

 

 リハビリは、「本当はあともう少しならいけそうなんだけど・・」という頃合いで止めておくのがコツらしく、私もそれを守っています。今日の”成果”自体がゴールじゃなくて、最終的には日常生活を送れる歩行が目標だから・・なんですよね。だから、腹八分にしておく。

 

 よくよく考えたら、これってカウンセリングにおける”タイトレーション”と一緒だわ・・と思ったのでした。

 

 ”タイトレーション”というのは、トラウマカウンセリングにおいての鉄則なのですが、簡単に言うと、いかに1回のカウンセリングにおけるクライエントへの刺激を少なくするかという視点のこと。これが本当に、ほんっとーーーに難しいなあと、傾聴をするたびに大反省の嵐なのです。(-_-;)

 

 でもまさに私のリハビリと同じで、今日の”成果(変化)”自体がゴールじゃなくて、最終的には、日常で葛藤を抱えても、安全に悩めるようになることが目標・・なんですよね。

 

 昔は、カウンセリングにしても~~セッションの類にしても、受けたその日に、「うっきゃ~、こんな気づきが!」とか、「私、生まれ変わりました~!」とか、「思い込みが瞬間で書き換わりました~!\(^o^)/」みたいな、劇的Before&Afterを提供してくれるようなカウンセラーやカウンセリングが優れているんだとずっと思ってて・・・。だから、そんな人の噂を聞きつけては逢いに行ったりもしていたけど、それがかえって愛着の傷を癒すどころか、深めて、広げることになっていたなんて知らなかった。真逆だったの。真髄は。

 

 

 こうして座って、キーボードの文字を打っていると、歩行が不自由なことをついつい忘れてしまいそうになる。実際に、オンラインでカウンセリングをしている時には、忘れてしまってる。それぐらいまでに回復できたことが、今はありがたい。自分の足で外に出かけて行って、青葉の緑や、小蔭に落ちる光のしずくの揺らめき・・などなど、季節の移ろいを肌で感じて・・・それだけでなんだか気持ちが明るくなったもの。

 

 明日はもう少しだけ長く、歩けますように。そろそろ、簡単なお買い物にもチャレンジしたい。歯ブラシぐらいなら、一人でも買えそうな気がしてきた。

 

 

 近所の公園の八重桜。さすがにもう咲いてないよね・・って思ったら、びっくり!日陰の花がまだ咲いていたのです!こんなにも季節においていかれているのは、自分だけなんじゃないかと思っていたから、待っててくれたこの桜は、本当に嬉しかった。一緒に初夏を迎えようねって思いながら、久しぶりに外で写真を撮りました。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(60分 3000円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内