わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

NHK全国俳句大会でのサプライズ

 

 前回の更新から気づけば10日も経ってしまっていました。
3月に入って早々、撮影の仕事が繁忙期を迎えており、ここ数日はデータの編集で家に篭りきりでした。先ほど約2日ぶりに外に出たところ、街の景色がすっかり春へと変わっており、季節においてけぼりをくらった気分になりました。

 

 さて一昨日の日曜日は、楽しみにしていたNHKの全国俳句大会の授賞式に渋谷のNHKホールまで行ってきました。既に入選は確定していたため、大会から発行される冊子に掲載されることは分かっていましたが、まあ、運が良ければその先の選もいただけたら良いなあ~、まあ、その可能性は限りなく低いんだけどね・・・といった心持ちでの参加でした。

 

 

 去年はたったひとり座った会場のシートでしたが、今年は花拾い句会のメンバーさん3人とご一緒に並んで座ることができました。発足から1年と言う歳月を感じました。

 

 

 席について先ず皆でしたことは、エントランスで手渡された入選作品集をめくり、私の句がどこに掲載されているのかの確認でした。入選句は都道府県別に後ろの方にまとめて掲載されているため、「後ろの方見てね!」と告げ、自分も「東京都」のページへと真っすぐに向かい、ぺらぺらと繰りました。ところがです。ない。ないのです。名前が。「さとう美雨」の文字が。

 

「やだ、ミスプリントかもしれない。ひどいよお・・」と落ち込んでいると、仲間の一人が、「もっと前のページじゃないですか?!」と言い出しました。いやいや、まさかまさか・・そんなまさかでしょ?!

 

 

 

半信半疑で心機一転、一番前のページから捜索を再開。Yさんの「あった!ありましたよ!髙栁克弘先生のページです!」の声で、もう何がなんだかテンパった頭でたどたどしくページをめくっていくと、確かにありました!それも「秀作」ではないですか!

 

もう、何が起きてるのか一瞬よく分からなくなりましたね。人間、本当に予想を振り切った出来事が起きると、かえって無感情になると言うか、手放しで喜べないと言うか。

 

インスタで詳細は書きましたが、この句は、俳句を通したいろいろな人との関わり・絆があってこそ詠めた作品。わたし一人では絶対に生み出せなかった一句でした。「選」の結果はもちろん嬉しかったけれど、わたしにとっては、人と人との「間(あわい)」の中で何かを生み出せたことが本当に尊く、感謝でいっぱいの出来事でした。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(60分 3000円)

 

forms.gle

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

花拾い句会等の開催のご案内はこちらから・・。

 

hanahiroinoniwa.com

 

写真を眺めてほっと一息^^  

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内