先週の金曜日は、花拾い読書会オンラインを開催しました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
金曜日の花拾い本棚は、以下の4冊でした。
「人生フルーツ」という映画のモチーフになったご夫婦の著書だと初めて知りました。「人生フルーツ」も気になりつつ、まだ見ていない映画なので、先ずは原作から読んでみたいと思いました。
村田沙耶香さんは「コンビニ人間」があまりにも有名ですが、この「信仰」の切り口は、わたし自身、かなり共感できそう・・・という予感が!人間の弱さや本質を、鋭く描写した作品。こちらも読んでみたいと思います。
そして、夏井いつき先生の「365日季語手帖」。
実はこの本の存在は知っていたのですが、歳時記はもう何冊も持っているし・・と購入するに至らなかった本でした。でも、お話を伺ってみると、この本には「投句」のシステムがあって、選句していただくと、次の年の本に掲載されるというのです!ご紹介いただいたTさんは、こちらの本を購入以来、毎年掲載されているというからすごい!
そして、わたしがご紹介したのは、中野信子さんの「シャーデンフロイデ」でした。何故人は、人の不幸を喜んでしまうのか?中野さんはそれを、本人の性格の問題というよりは、「オキシトシン」や「愛着」の視点から分析していて面白いのですが、わたし自身、「でも、なぜ、ここが結びつく?」と疑問だった点も多かったのですが、参加者の皆さんと話すうちに、「だからか~!」みたいな結論に着地しました。有名な心理学実験が数々ご紹介されているので、興味のある方はぜひ。
読書会の面白さは、自分ひとりでは絶対に巡り逢えなかった本に出逢えることだと思っています。本との縁って人との縁にとても似ています。
よく「その人のことを知りたかったら、その人の本棚を見よ!」なんて格言もありますが、選ぶ本は、読書をする人の人生の結晶だからなのかも知れません。
ということで、来月も花拾い読書会(当分はオンラインかな~^^;)を開催したいと思っています。開催のご案内は、こちらのブログか、私のインスタアカウントからしますので、ご興味のある方は、フォロー宜しくお願いします^^
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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(60分 3000円)
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
花拾い句会等の開催のご案内はこちらから・・。
写真を眺めてほっと一息^^