わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

傾聴は”自分の声”を聴くことでもある

Sonyα7Ⅲwith carlzeiss sonnar 55mm f1.8

 

 

 今年度に入ってから少しずつですが、傾聴のお申し込みをいただいています。臨床心理士や公認心理師のカウンセリングほど構造的ではないけれど、もし、早急に医師やより精緻な専門家のサポートが必要だと判断した際には、正しくリファー(紹介・引継ぎ)を行うことを心掛けながら、おひとりおひとりの声に耳を傾けるようにしています。また、それができるよう、精神科の医師の元で見立て(心理アセスメント)の学びを続けています。

 

 

 傾聴のお申込みをしてくださる方の多くが、「上手く話せないかも知れないのですが、それでも大丈夫ですか?」と遠慮がちに尋ねてくださいます。

 

 

 確かに「傾聴」というと真っ先に浮かぶのが、カウンセラーが黙ってクライエントさんのお話を聴いている・・・というイメージで、そもそも普段から人の中で傷つき、人と話すことが苦手なために、本心から言いたいことが言えず、辛くて、苦しくて、気持ちを持て余しているんだ!という方にとっては、相手がカウンセラーとは言え、ハードルが高く感じられても無理はありません。

 

 

 そんな方にわたしがいつもお伝えしているのが、上の赤い色の部分・・・

 

そもそも普段から人の中で傷つき、人と話すことが苦手なために、本心から言いたいことが言えず、辛くて、苦しくて、気持ちを持て余しているんだ!

 

 

この部分から、先ずはお話頂いていいんですよ、ということ。

 

人と上手く話せなくてモヤモヤしている
みないい人のはずなのに、居心地が悪くてざわざわする
集団の中に入ると、不安で緊張ばかりしてしまう

 

そんな、言葉にならない、体感や感覚的なことを話していただいても、大丈夫です。^^

 

 

「傾聴」でわたしが聴かせていただくのは、言葉(言語)となった物語ばかりではありません。それ以上に、言葉にならないあなたの感覚、情動と共に在る時間だと思っています。

 

 

そして、お話をされるあなたにとっては、話すこと以上に、「自分自身の声」を聴く時間でもあると考えています。それは言葉はもちろんのこと、自分の身体の反応や、感情の動きを聴くことでもあります。

 

 

少しずつ、あなたの感情の耐性の窓が広がって、安心・安全を感じられる時間が増えていくことのサポートができましたら嬉しいです。^^

 

 

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☆きょうも最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

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写真を眺めてほっと一息^^  

 

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