かれこれいつ以来になるのか思い出せないのですが、恐らく20数年ぶりに”腕時計”を買いました。ちなみにそれがこちら。↓
50歳も目前ですし、人によっては、どうせならお値段も見栄えも”年相応の品"を身に着けた方が良いのでは?とのご指摘もありそうですが、今回の購入の一番の目的は、
”時刻は時計で知るようにすること”
ただその一点のみだったため、文字盤に数字が書かれており、秒針がついたものなら、メーカーや値段に関係なく”買い!”と決めていました。届いてみると、やはりベルトの革が”お値段なり”だったとは言え、その正確な時の刻みっぷりには、満足がいったのでした。
何故、今回腕時計の購入に至ったのかと言うと、先日のこの記事が背景にありました。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
その後、ますますSNSに割く時間が減り、自分でもびっくりするほど、心が穏やかになったというか、波立たなくなってきたのですが、ふとした瞬間、呆気なくスマホの画面に心を持って行かれてしまうのは何故だろうと思っていました。で、スマホの画面にアクセスする前に、何をしているんだろう?と注意深く観察してみたところ、分かりました!なんと、必ず、
時刻をスマホで確認していたのです!
考えてみたら、携帯電話を持つようになった時期と、腕時計をしなくなった時期は重なっているように思います。もともと、腕周りに装飾品を身に着けられない職場に居ることが多かったせいもあるのですが、いつしかスマホが時計代わりになっていました。
時刻を確認するだけだったつもりが、SNSからの通知やLINEの着信アリのお知らせを見つけてしまうと、その先を知らずにはいられない衝動に駆られてしまうのです。となれば、時刻を時計で知るようにしたらどうだろう?スマホを持ち上げる回数が減り、自ずとSNSやLINEに気持ちが雪崩れ込むことも減るのではないか?そう考えました。
ところが、ないのです!そう腕時計が!ひとっつも!(笑)
前にどこかで見たような気はするのだけれど・・・と探してみたところ、箪笥の中に1本だけ。でも革ベルトは切れたままになってるし、そもそも電池切れで動いてないときた!^^;だったら、最小限の経費で、新しく買ってしまった方が目的達成には十分じゃないの?!と思ったわけです。
お恥ずかしいのですが、スマホの時計があるからいいやと、長年、電池を替えても、決まって15分ほど遅れていくリビングの時計をそのまま使っていました。デザインが気に入っていたのも掛け続けていた理由でしたが、今回思い切って、別の部屋の掛け時計とトレードすることにしました。
実は、時刻の案件より先に違和感に気づいた点があり、それは”写真”についてなのですが、写真はスマホではなく、なるべくカメラで撮るようになりました。とにかくスマホを持ち上げないことが、際限なく画面を見続けることを防ぐ一番良い方法ではないか?という結論に至りました。
実践してみて改めて分かったのですが、スマホユーザーである私たちというのは、どうあれ、あらゆる方向性からスマホを手にとり、眺めるよう、すっかり習慣づけられてしまっているのです。すべての道はローマへ通ず・・・なんて言葉がありましたが、これではまるで、
すべての道はスマホへ通ず(涙)
です。
腕時計で時刻を見るようになることで、スマホとの付き合い方がまた少し変化していくのかも知れません。注意深く、観察してみたいと思っています。
きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^