明日から9月まで、毎週水曜日、こちらの講座を学ぶことになっています。
それは、IFS(内的家族システム)講座。
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この講座に出逢えたのも、本当に不思議な縁だったのですが、7月始め、わたしは友人宅で人間の「ペルソナ」についての熱いトークを繰り広げていたのですが、「やっぱり、自分の中の複数の人格を統合していくのって大事だよね~。でも、もう少しその方法をしっかり詰めたいんだよね~。」などと締めくくり、その日は帰宅しました。
するとその翌日のことでした。ある方からTwitterのダイレクトメッセージが届いたのです。そこには、以前(一年くらい前)わたしがお薦め図書として紹介した「ポリヴェーガル理論」がきっかけで、”IFS療法”に出逢い、今度セッションを受けることになったことへのお礼が丁寧に綴られていたのでした。
「それはそうと、IFS療法って何だろう?心理療法のテキストでも見たことがないけど・・・」
さっそくカタカタとオンラインで検索すると、そこに書かれていた内容に、わたしは一瞬で心をつかまれてしまいました。なぜなら、IFSとはまさに、人間の中に潜む複数の「ペルソナ」と、どのように連携、再統合すれば良いのかにフォーカスしたセラピー技法だったからです。さらには、今年3月に大学の特講で学んだことがきっかけで、以後、考え方や技法にとても興味を持っていた「家族療法(家族システム論)」の考え方にも、とても似ているなあと思ったのでした。
大学の講義で「家族療法」について学んだ時、わたしはこう思っていました。
クライエントの症状や問題は、悩みを訴えている個人だけが原因で存在しているのでなく、その個人が関わっているすべての人間関係(システム)との関りで生じているのは分かった。原因が直接的因果関係ではなく、円環的因果関係であることも、納得できる。でも、それはあくまで、クライエントの「外側」の世界での出来事だ。でも、「外側」をいくら治療しても、症状の根っこがトラウマやPTSD症状、愛着障害で傷ついている場合、乖離した複数の人格の統合はどうしたらいい?というか、むしろ、自分の「内側」の統合の方が先じゃない?ああ、でも、その方法が分からない・・・。何かそこの部分にピンポイントで介入できる心理療法ってないんだろうか?
IFSの考え方を知ったとき、わたしがどれほど驚いたか、分かっていただけたでしょうか? すぐにベーシック講座に申し込みをしました。今日配られたテキストを読んで更にびっくり!ここ数年で、関心を持って学んだこと、今後学びたいと考えている心理技法、気になっていたことがすべて網羅されているかのような内容ではありませんか!
もう1年以上も停滞して淀むばかりだった自分の中の流れがいっきに変化して、細かい支流が一か所に集まって、音を立てて流れ出した・・ああ、やっと前に進める。 いま、そんな気持ちです。
きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき