おととい、いつもの道を散歩していると、先日出会った夏コスモスとは明らかに違う、所謂秋に咲くような淡いピンクのコスモスを見つけて驚いてしまいました。
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また、同日。神社の森を通りがかると、生まれたばかりのような、初々しい蝉の声がしてくるではありませんか!思わず普段はあまり録らない動画ボタンを押してしまいました。まだ梅雨明けもしていないのに蝉の声を聞くなんて、初めてのような気がします。
近頃は2か月先くらいまでの季節が楽々と「今」に侵入してきているような気がするのですが、これって自然や季節の側に何か変容が起きてるのでしょうか?それとも、以前からそのようなことは頻繁に起きていたのだけれど、わたしのアンテナ感度が鈍く、気づいていなかっただけなのでしょうか?まあ、多少の異常はあったにせよ、ここまでのズレってそうそう無かったように思うのですが・・・。
俳句を詠んでいると、様々な「季語」との出会いがあって本当に楽しいのですが、紫陽花が咲き乱れる梅雨の最中で蝉しぐれを聞き、さらにコスモスを見た驚愕を句に詠もうものなら、それこそとんでもない「季重なり」状態です。^^;わたしの側に、その状況を扱えるだけの器がまだないのは承知の上ですが、この季節のマトリックス状態の昨今というのは、俳句にとっては、ちょっとした試練だなあ・・と思うのでした。
きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき