わたし歩記-あるき-

*心理士を目指す写真家の学びの記録*

2020年最後のフォトレッスンは上野動物園でした

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昨日は今年最後のフォトレッスンを開催しました。受講者さんからのリクエストが「パンダを上手く撮りたい!」だったので、開催地は上野動物園となりました。

 

上の写真は↑シャンシャン。たまたまお昼寝のタイミングだったのと、その場に立ち止って撮影してはいけないルールだったこともあり、まともに撮れていたのがなんとこの1枚だけだったと言う・・・。^^;でも、無防備で愛くるしい寝姿に、にわかファンではありますが、すっかり心を奪われてしまいました。

 

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シンシン

シャンシャンの撮影は不完全燃焼気味でしたが、その後訪れた「パンダの森」に居たお母さんのシンシン、お父さんのリーリーの撮影は受講生さんもわたしも、かなり健闘出来たのでは?と思います。常に動き回っているため、シャッターチャンスはほんの一瞬です。「そこでちょ~っと止まってもらえますか~?」の声掛けて静止してくれる人物ポートレートのありがたみをしみじみ噛みしめてしまいました^^;

 

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リーリー

 

実はわたしにとって上野に限らず、動物園に行くこと自体かなり久しぶりのことでした。最後に訪れたのは婚約中の夫とでしたので、つまり24,5年前と言うことになります。当時、夫の従兄弟が上野動物園の園長を務めており、関係者だけが立ち入ることができる動物園の地下ルートを通り動物たちを鑑賞したのです。貴重な体験だったとは思うのですが、正直それほどのありがたみも感動も覚えていませんでした。苦手だったのです。動物園が・・と言いますか、動物園の匂いが。どうしても。

 

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けれど、昨日、24,5年ぶりに訪れてみると、確かに「匂い」はまあ相変わらずではあったのですが、その場に立っている自分の意識?感覚?が以前とはまるで違っているのです。各々の動物たちが、驚くほど愛おしく見えるのです。ふとした瞬間に見せる、彼らの表情やしぐさ、その感情表現の豊富さに圧倒されました。「こんなにも動物たちって表情豊かだったの?!」。撮りながら、わたしの中の、人間と動物を分けている”境界線”のようなものがどんどん薄まって最後は見えなくなってしまいました。

 

 

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動物たちが、本能のまま、互いを無心でケアしあう姿を見ていると、その純粋さに自分の奥深くから何かこみ上げてくるものを感じました。

 

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何か気に食わないことがあった時にも、その時は互いに本気で噛みつき合うけれど、気が済んだあとは、数分前にあったことなど嘘だったかのように平然と場を共有し合う姿に、尊敬をおぼえました。

 

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子を抱きしめ天を仰ぐ母サルの表情に、神々しい何かを見る思いがしました。

 

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寄り添って、その場にただ「共に在る」姿に、たまらない安らぎを覚えました。
動物たちの織り成す世界には、わたしが愛し、求めてやまないものがすべてむき出しのまま存在しているかのように思えてなりませんでした。

 

 

これまで見えているのに、見てこなかった動物たちの表情に、どうしてこんなにも触れられるようになったんだろう?と思った時に、やはりベルの存在を思いました。どの動物を撮っていても、自然とそこにベルの姿が重なって見えてゆくのです。14年間、動物と過ごした時間はこんなにもわたしの感性を変容させていたのか・・と、驚きました。

 

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今年最後のフォトレッスンの開催地が動物園だったことにも、きっと何か意味があったような気がしています。受講生さんは昨日が初の一眼レフデビューだったわけですが、スマホカメラではもはやカバーできなくなっていた視点を手に入れ、ますますパンダ愛が写真を通して炸裂して行くのだろうなあ・・と、これからが非常に楽しみです。

 

 

いや~、それにしてもパンダの撮影ってほんっと難しいです!^^;

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき