わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

ペットロスについて思うこと①

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愛犬ベルのまさかの「がん告知」から、
気づけば10日余りが過ぎようとしています。


ここ数日のベルは、
起きている時間が
殆どなくなってきており、
昨日まではできていたことが
今日にはできない・・・
そんなことが増えています。

 

それでも、朝目が覚めて
ベルのお腹の動きで呼吸を確認すると、
「ああ、きょうも一緒に居られる!」
と、胸をなでおろす日々。

 

告知の直後はあまりのショックに
現実を受け止められず、
精神的にもかなり混乱していました。
 

 

miuphotobrary.com

 

いま思えば、
”適応障害”の一歩手前の状態
だったのだと思うのですが、
告知後3~4日のことは
わたし自身、
あまり日常の記憶がないのです。
起きている間は、
動物病院へ行っているか、
ベルの介護をしているか、
泣いてるか、臥せっているか、
ぼうっと沈んでいるか・・
どれかだったと思います。

 

家の近所に神社があるのですが、
そこを通るたびに、
「ベルと同時かほどなく私も逝けますように」と
祈っていました。


近くを走っている電車の踏切前に立っては、
「ここに飛び込んだら、
たくさんの人に
迷惑をかけてしまうよね・・。」
と想像したり、
「やっぱり逝くなら
自宅の中が一番確実か・・・
でも、家にはぶら下がるほど
高さのある柱もないし・・」
と、途方に暮れました。

 

いま、こうして冷静に書いてみると、
何を自分勝手で早まったことを・・・
と思えるのですが、
その時は、ベルが逝ってしまった後は
本気で後を追うつもりで
実行を思い巡らせていました。

 

この10日間。
いまふりかえってみると、
本当にいろんなことがありました。


そして、その「いろんなこと」の
ひとつひとつが、
私をようやく「生」の世界へと
引き戻してくれたのだと思います。

 

”ペットロス”と言う言葉があります。
通常、”ペットロス”と聞くと、
愛するペットが亡くなってしまった悲しみがもたらす
心の状態だと想像します。
実際わたしもそう思っていました。

 

ですが、”ペットロス”と言うのは、
ペットが亡くなってしまう
そのもっと前から始まっているのかも知れない。
そんな風に感じました。

 

これから少しずつですが、
わたしが自分を取り戻すまでの2週間弱で
起こったことや、感じたことを
書き残してみたいと思っています。

 


これはわたし自身のためにも、
そして、いまもどこかで
命が消えかかっている”小さな家族”に
なすすべもなく、
同じ不安や悲しみをかかえている
あなたのためにも。

 

 

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