わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

カウンセリングの見立ての学びへ

今年度の単位履修のゴールがどうにか見えてきたので、(不合格レポートの再提出の可能性は多分にあるけれど)今週から、今月末に受講する「見立て」のセミナーの予習を始めています。 「見立て」と言うのは、クライエントの悩み・不適応の本質は何かを社会と…

自分の過去を昇華するための執行猶予期間

本来8月は社会人大学生にとってはスクーリングシーズン真っ盛り!な時期なのですが、私はコロナのこともあり、開催されるかされないかの不確かな可能性にスケジュールを振り回されるよりは、安定した学習計画で進めたかったので、今年は単位取得に必要なスク…

からだ体験モードで学ぶカウンセリング

からだ体験モードで学ぶカウンセリング 藤原勝紀著 SE™療法をクライエントとして知れば知るほど身体を通してこころの動きを体感してゆくことの大切さを痛感しているのですが、タイトルが気になって読み始めたこちらの本にも実際のカウンセリングの現場におい…

地を味わっていく

まだ冬の寒い時期、「今年こそはこの眼でその瞬間を見てみたい!」そう思って撮ったのが、こちらの写真、『羽化』。 蝉の羽化をイメージして仕上げた作品です。 幸い割合と自然豊かな場所で暮らしているので、梅雨明けを待たず、蝉が鳴き始めてからは街路樹…

羅針盤となった本

夏休みの課題図書よろしく、7月末から読み始めたこちらの本ですが・・・ 「ポリヴェーガル理論」を読む -からだ・こころ・社会- 作者:津田 真人 発売日: 2019/06/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 一昨日、ようやく読み終わりました。 hanahiroinoniwa.h…

ドラクエウォークと内発的動機づけ

3月末から始まった夫の完全テレワークですが、8月に入った今も状況はまったく変わらず、自宅で朝・昼・晩と3食、規則正しく食事をする日々が続いています。(当時を綴った以前のブログです↓) ameblo.jp 当初は、往復で3時間かかっていた通勤時間を睡眠に当て…

本当に心ある人

「そっちに行ってはいけないよ〜」と言うことを、オトナで本当に心ある方達と言うのは、言ってはくれないものなんだなあと、最近痛感している。で、「そっち」に行っている時に、「でも、わたしだけはあなたの気持ち分かるから」と言う人には、十中八九つい…

手のひらに残ったもの

誰とも同じではない私だけのトクベツな何か誰も敵わない私だけの突き抜けた何か天職、天命、使命・・・そんなようなことを長い間、必死に追いかけて生きてきました。一見、向上心があって、素敵な生き方に見えるかも知れませんが、その実情はいつだって、誰…

理論やメソッドの出自を知ることの大切さ

大学で心理学を学びはじめたことで大きく変化したことの一つに、参考文献として「査読」された文章を意識して読むようになった、と言うことがあります。 「査読」された文章とは、学術論文をはじめとする、専門家による「査定=審査」を通過し、公に掲載価値…

変わりゆく「良書」の基準

地元の図書館から”予約した本が整いました”との連絡があり、束の間、雨が止んだタイミングを見計らって、いそいそと受け取りにいってきました。 借りた本の中の1冊ー 「ポリヴェーガル理論」を読む津田真人著 私が、SE™療法に出会うきっかけになった本です。…